TBS「インハンド」に「観月ありさ」がゲスト出演の狙い、28年連続の主演ドラマも決定間近

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かつての「3M」は三者三様

「今年19年も7月か10月、主演作が決まりそうです。ただ近年、観月さんのドラマは視聴率で苦戦しています。観月さんの所属事務所は大手のライジングプロダクションですが、ドラマのゲスト出演を“解禁”し、露出度をアップさせるという戦略に変更したようです。具体的には、香取慎吾さん(42)の主演で、16年にTBS系列で放送された『家族ノカタチ』に元カノ役でゲスト出演したのが転機だったと思います」(同・関係者)

 観月は15年、建築足場メーカーKRHを経営する青山光司氏(46)と結婚した。青山氏は上原さくら(42)の元夫としても知られているが、何よりも年商150億円の“フェラーリ王子”。有り体に言えば、観月は生活のためなら働く必要は全くない。

「事務所のライジングはギネス記録にこだわっています。依然として観月さんは稼ぎ頭の1人ということも大きいでしょう。まだまだ女優としての存在感を示してほしいと考えているわけです。ところが当のご本人は、結婚をきっかけに『楽しく仕事ができればいい』というスタンスに変わったようで、ギネス記録にもそれほど執着していないようです」(同・関係者)

 40代以上なら、観月ありさ、宮沢りえ(46)、牧瀬里穂(47)の3人が「3M」と呼ばれていたことをご存知だろう。80~90年代を美少女として席巻した彼女たちも、三者三様のポジションに位置するようになったのは感慨深い。

「女優としての実力は、もちろん宮沢さんが抜きん出ています。牧瀬さんはご主人のNIGOさん(48)が稼いでいますから、やはりガツガツする必要がない。近年は助演に転じて、前作のNHK朝ドラ『まんぷく』で視聴者の支持を受けました。2人に比べ、観月さんがパッとしない感じですね。ライジングが主演にこだわり、彼女も自分で仕事を決められないところが、女優としての幅を狭めという見方です」(同・関係者)

 だが観月には「強力な武器がある」という。この民放キー局の関係者は「観月さんの性格の良さは芸能界随一なんです」と明かす。

「誕生会を開くと、冗談抜きで、100人単位で関係者が集まります。芸能人だけでなく、スタッフ受けも抜群です。視聴率が低迷しているにもかかわらず、観月さんの主演ドラマが途切れないことを『事務所のおかげ』とする指摘は少なくありません。しかし『一緒に仕事をしたい』という人は、演者でも制作者でも多いのは事実です」

 業界内の“好感度”を追い風に、美魔女としての魅力を伸ばしていけば、3Mのトップになることも可能だという。

「宮沢さんが日本を代表する女優だとすれば、観月はどちらかと言えばタレントです。視聴者は親しみやすいタレントを愛します。観月さんがマイペースで仕事を続け、性格の良さが画面から滲み出る50代になれば、“第2の黄金期”が訪れてもおかしくありません」(同・関係者)

週刊新潮WEB取材班

2019年6月6日号掲載

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