小川彩佳「news 23」はスタートダッシュに失敗、“期待外れ”の原因をプロが分析

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元カレと古巣を敵に回し

 他局プロデューサーが語る。

「この日は、白ジャケットに白シャツ、白スカートと純白の出で立ちで、花嫁のような衣装でしたが、視聴者は、元カレの櫻井翔(37)との破局、古巣『報ステ』の富川悠太キャスター(42)との確執報道に、未だにモヤモヤした感じを抱いています。彼女がしなを作れば作るほど逆効果で、なんだかウソくさいと思う視聴者は少なくないでしょう」

 この日は月曜であるから、裏番組「news zero」には櫻井が出演していた。

「『zero』への対抗なのか、話題作りか、わざわざ『23』もnewsを小文字に変えたところにもあざとさを感じました。『報ステ』の頃は、才色兼備と話題になった小川アナですが、こうしてよくよく見ると、言われていたほどでもなかったのかも。まあ、誤解を恐れずに言えば、人気ホステスがスカウトされて、お店のママになっても、客が集まるとは限らないというか……。そのあたりがTBSはわかっていないような気がします。『23』は雨宮アナの前には、NHKで人気だった膳場貴子アナ(44)をメインに据えて失敗しましたが、あの経験が活かされていません。前任者の雨宮アナは、評判は悪くなかったのに、彼女を降ろしてまで小川アナを起用したことで、TBSアナウンス部の雰囲気は最悪だそうですよ」(同・他局プロデューサー)

 小川アナがちょっと可哀想にも思えるが、

「確かにスタッフも悪い。女性ピンで成功した番組の幻影でも残っているのか、力が入りすぎです。かつての櫻井よしこさん(73)や滝川クリステル(41)のような、女性がメインキャスターの報道番組が成功するのは容易ではありません。もう少し楽な船出にさせてあげないと、小川アナの顔もますます強張りますよ。そして彼女にばかり気を使っているせいか、居残りの星さんの扱いもぞんざいに思えます。ただね、彼女も、もう少し年長の星さんを立てたほうがいいですね。古くは『ニュースステーション』の久米宏(74)に対する小宮悦子(61)や、『zero』の小林麻央(1982〜2017)もそれが非常に上手かった。メインキャスターの村尾信尚さん(63)を立てつつ、上手に操っていましたから。23時に帰ってくるサラリーマンを相手にするなら、そうした気遣いがなくては、お客は集まりません」(同・他局プロデューサー)

週刊新潮WEB取材班

2019年6月5日掲載

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