米倉涼子が渡米で「視聴率女王」不在に 天海祐希の逆転なるか

芸能週刊新潮 2019年5月2・9日号掲載

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 視聴率女王に君臨する米倉涼子(43)が、今夏、ドラマの世界から離れる。渡米してブロードウェイの舞台に立つのだ。空席となる玉座の主の候補のなかで、ひときわ光るのは天海祐希(51)の名前である。

 米倉は7月から、ミュージカル「シカゴ」に出演。そのあと日本で凱旋公演を行うので、今後、8月までは舞台に専念となる。スポーツ紙の芸能担当記者の話。

「その、米倉さん渡米のタイミングを計ったかのように、4月からテレビ朝日ではじまった天海さん主演のドラマ『緊急取調室』の第3弾が好調です。平均視聴率14・4%は民放連ドラ、4月のトップ。米倉さんは同じテレ朝で、一昨年の『ドクターX』、昨年の『リーガルV』がヒットしました。それと入れ替りで、天海さんが伸びてきたわけです」

 天海はかつての視聴率女王で、その座を米倉に譲っている。ここで天海が米倉の後を襲い、逆転となるのか。テレビドラマ研究家の古崎康成氏は語る。

「天海さんは『緊急取調室』でさっそく、堂に入った演技を見せています。テレ朝としては米倉さん不在となれば天海さんで凌ぎたいところでしょうから、今後、天海さんをどんどん出してくるかもしれません」

 続いて、芸能評論家の三杉武氏の見方。

「2人は新旧の視聴率女王であると同時に、“クールビューティー”の代表格でもあります。ですが、もともと、クールビューティーが代名詞だったのは天海さん。『女王の教室』や『BOSS』といった作品で“男性に媚びない強い女性”のイメージを打ち出し、そう呼ばれていました」

 一方の米倉については、

「以前は“低視聴率女優”とも揶揄されていました。『黒革の手帖』など、いくつかの松本清張ドラマを経て評価を上げ、『ドクターX』でようやくブレイクしたのです。いまはどちらも評価が高いので、米倉さんがいないあいだは天海さんが注目されるだろう、そう考えるのが自然ですね」

 そんな2人の関係を、先の古崎氏はこう見ている。

「宝塚出身の天海さんは訓練された演技力を持っています。当然、米倉さんは天海さんを意識しているでしょうから、“ブロードウェイで真の演技力を磨きたい”という気持ちが強いのかもしれません」

 クールビューティー2人のホットな戦いは、御世をまたいで続く。

ワイド特集「御世をまたぐ難題」より