「三浦春馬」が夏ドラマで主演、フジ得意の韓流ドラマ・リメイクで父親役?

芸能2019年5月7日掲載

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“韓流原作”『グッド・ドクター』のヒット

 もうひとつヒットの“担保”となりそうなのが、すでに韓国でヒットした作品のリメイクという点である。ここのところ多い韓国リメイクの連続ドラマ作品をまとめたのが、掲載の表である(昨年、テレ朝系で放送された松嶋菜々子主演『誘拐法廷〜セブンデイズ〜』もリメイク作だが、単発のため割愛)。15年以降、コンスタントに放送されているうえ、7本中じつに5本がフジ系列の作品。韓流モノの“輸入”には定評があると言えそうだ。

「余談ですが、原作がドラマではないものの、フジで11年に放送された反町隆史の『グッドライフ〜ありがとう、パパ。さよなら〜』も、韓国の小説の映像化でした。なんだかんだ言って、フジは韓流モノが好きなんですよね。昨年の『グッド・ドクター』は平均11.2%といい数字だったわけで、韓流リメイク作で結果が出たのは事実。局としても、すでに人気がある作品を下敷きにすることで、ある程度の視聴率は見込めると判断しているのでしょう」(同・フジ関係者)

 芸能ジャーナリストの渡邊裕二氏は、こんな見方をする。

「映画の話になりますが、韓国作品をリメイクするはしりは、01年に公開された、吹石一恵が主演の『時の香り リメンバー・ミー』ではないかと思います(原作は00年公開の『リメンバー・ミー』)。当時、珍しがって両方を見比べてわかったのは、韓国版はストーリーや演出がシンプルで“分かりやすく”作られているということ。“韓国ドラマは分かりやすい”という声は聞きますし、このシンプルで分かりやすい点が求められ、韓流ドラマが日本で放送、あるいはリメイク、という流れにつながっているはず。見方によっては、分かりやすく面白いドラマを自国で作れない制作側の力不足、とも言えるでしょう。K-POPが盛り上がりを見せる音楽分野と同じ現象が、ドラマでも起きつつあるのかもしれません」

 春馬の夏ドラ、韓流の尻馬に乗れるか――。

週刊新潮WEB取材班

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