韓流ゴルファーに蹂躙され続けた日本女子ツアーに異変のワケ

スポーツ週刊新潮 2019年4月4日号掲載

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 ニッカンカンカン、ニッカンカン、カンニチカン……変な呪文ではない。日韓韓韓日韓韓韓日韓は、ここ10年の国内女子ゴルフツアー賞金女王の国籍である。かように日本ツアーは韓流ゴルファーに蹂躙されているわけだが、今季は塩梅がちと違う。

 開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は、比嘉真美子(25)が地元沖縄でツアー通算5勝目を飾った。高知県で行われた第2戦「ヨコハマタイヤPRGRレディス」では、一昨年の賞金女王・鈴木愛(24)が通算10度目の優勝を果たした。

 そして、大阪・茨木国際GCで行われた第3戦「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」は、上田桃子(32)が、最終日首位スタートの申ジエ(30)を逆転で破り、2季ぶりとなる通算14度目の美酒に酔った。

 開幕戦から3試合連続で日本人がV――これは2006年以来13年ぶりのことだという。日本人が強くなったのか、それとも韓国勢が弱くなったのか。

「QT(予選会)制度変更の影響で、今季は例年になくレベルが高くなっているはずなのですが……」

 とゴルフ記者が首を捻る。

 これまでQTは、日本女子プロゴルフ協会の会員でなくても参加できた。会員資格はプロテスト等で得られるが、プロテストを受けてない非会員でも、QTを上位通過すればツアー参戦できたのだ。特に韓国人選手の多くがこのパターンだった。だが、今年秋からは原則として会員しかQTに参加できなくなる。

「代わりに、昨年から賞金ランク50位以内なら会員資格が得られることになった。そのため、今季は韓国から有力選手が駆け込みでツアー参戦しているのです」

 血眼になっている韓国人選手たちを尻目に、上田ら日本人正会員が優勝を攫(さら)う。

 珍事はいつまで続くのか。