フジテレビ、開局60周年ドラマで大ポカ 字幕が終始ズレたまま放送

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 フジテレビの開局60周年記念の特別企画として、松本清張原作のドラマ「砂の器」が放送されたのは3月28日のこと。言わずと知れた不朽の名作、楽しみにしていた視聴者も多かったはずだが……。なんと、最初から最後まで字幕が数秒遅れていたという。

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「とても好きな作品だし、原作や映画、これまでのドラマと、セリフがどう変わっているか、人名や地名も確認したいから字幕を出していたんです。そのうち直ると思って最後までそのまま見ちゃいました」

 と、実際に見ていた女性は振り返るが、SNSには〈母が難聴なので字幕遅れはとても困る〉との切実な“被害”の声も上がった。食事シーンに〈朝から腹を下しておりまして〉との字幕が流れたりと、作品の雰囲気をぶち壊しにしかねない“放送事故”だったのだ。

 経緯をフジテレビの企業広報室に訊ねると、

「制作の都合により、生で字幕を付けることになったため字幕が音声より遅れて表示されました」

 という答えが返ってくる。視聴率は11%超とまずまず。これも字幕という見どころのおかげ? 4月4日発売の「週刊新潮」で報じる。

週刊新潮 2019年4月11日号掲載

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