「香取慎吾」の個展が大盛況 NHKも大宣伝で収益は最大10億円!?

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草なぎ剛も登場

 NHKのニュース番組「ニュースウオッチ9」は3月21日、香取慎吾(42)のインタビューを放送した。16分という大特集に、さぞかし視聴者も驚いたに違いない。

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 インタビューで紹介されたのは、現在、都内で開催されている香取の個展だ。正式名称は「サントリー オールフリー presents BOUM ! BOUM ! BOUM ! (ブン!ブン!ブン!)香取慎吾NIPPON初個展」――。少々、長すぎる気もするが……。

 3月15日から6月16日まで88日間、江東区の「IHIステージアラウンド東京」で開催されている。ここは舞台が360度回転する劇場として知名度が高い。普段は演劇が上演されることが多いが、そんな場所で展覧会を行うという意外性も、話題作りの1つだろう。

「ニュースウオッチ9」では、有馬嘉男(53)と桑子真帆(31)の両キャスターが個展会場を訪問。香取の案内で会場を歩きながら作品を紹介し、3人の会話から「アーチスト・香取慎吾」の姿を浮き上がらせようとした。

 途中で草なぎ剛(44)も登場し、インタビューで「香取の素顔」を語るという“サプライズ”もあった。そして香取へのインタビューでは、SMAP解散や「ファンミーティング」という名のライブを敢行していることにも触れた。まさに盛りだくさんの内容だったのだ。芸能担当記者が振り返る。

「2016年の年末にSMAPが解散。翌17年9月から『新しい地図』の活動が始まりました。CMも含め、常に3人はテレビに登場している気がする一方、『ニュースウオッチ9』で『地上波のテレビ画面に、これほど長時間、香取慎吾さんが映っているのは久しぶりだ』と思いました。思わず画面に見入ってしまいましたね」

 SMAPファンにとっては感涙モノの16分間だったのだろうが、リアルな話をすれば、相当な宣伝になったのは言うまでもない。しかもこの個展は、関係者の間では開催前から「かなりの収益を上げるのではないか」と話題になっていたという。

「個展は客席に座り、約10分間の映像作品を鑑賞してから、舞台に上がって個展を楽しむという展示方法になっています。なんと2時間の入れ替え制で、10時から20時まで1日9回の“公演”が行われるというシステム。1回の『公演』は最大で350人、チケットは一般だと3500円です。3500円×350人×9回×88日間を計算すると、約9億7千万円という金額になります。もちろん理論値ですが、億単位の収益が見込めるビッグイベントであることは間違いありません」(関係者)

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