「人工透析」患者は病院の定期的な収入源 「福生病院」事件に見る“闇”

社会週刊新潮 2019年3月28日号掲載

  • 共有
  • ブックマーク

治療再開の意思に病院は応じず…「人工透析」と「尊厳死」(2/3)

 東京都の福生(ふっさ)病院で行われた人工透析“中止”について、院長は「患者ご本人が決めないとしょうがないこと」「フランスやスペインでは、透析患者の死亡原因の20~25%は透析中止なんです。日本は1%か0・5%と言われている」と語る。その言葉の裏には海外とは異なる「闇」が日本にあることを示唆させる――それは我々が、重い腎臓病を抱えた患者は人工透析を受けざるを得ないという「常識」に囚(とら)われていることに起因し、そこには「カネ」の問題が潜んでいる。

 ***...

記事全文を読む