DAIGOに囁かれる後継説 “爺ちゃん”の「竹下王国」再興の切り札に?

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DAIGOを政治家に…

 それを占う上で、“次”の匂いが漂ってきたのは、作家・堺屋太一の葬儀・告別式の席でだった。

 2月17日、およそ千人の参列者を集めたこの式は、故人の活躍の幅広さをなぞる風で、政財官、そして芸能界のいわば交差点のようなセレモニーだったと言えよう。

 堺屋と40年来の付き合いだったという元講談社の編集者は、DAIGO自身も参列している席上で、「(堺屋さんは)タレントのDAIGOさんを政治家にしたいと常々仰っていた。ずっと彼を見てきて、高い素質があると見ていたのでしょうね」と話したのだった。当の編集者に改めて聞くと、

「いやいや、囲みで言っただけなんですよ……」

 と、とぼけたように言うのだが、DAIGOが竹下元首相とのエピソードを「爺ちゃんネタ」として披露していた頃のことが頭を過(よぎ)る――。

(2)へ続く

週刊新潮 2019年3月14日号掲載

特集「『竹下亘元復興大臣』重篤説の陰で囁かれる 『島根王国』再興の切り札は後継『DAIGO』」より

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