「子殺し」が止まらない──「虐待」の連鎖を生む「児童相談所」の厳しい現実

社会2019年3月12日掲載

  • 共有
  • ブックマーク

虐待が原因で死亡した子供の数は、2016年度は49人

「子殺し」が止まらない。今年1月、千葉県野田市で小4の栗原心愛(みあ)さんが父親の虐待で亡くなった事件、昨年、東京都目黒区で5歳の女の子が虐待死した事件。

 厚生労働省のデータによれば、全国の児童相談所(児相)における「児童虐待相談対応件数」は年間13万件をゆうに超える。この数は統計を取り始めた1990年から減ることは一度もなく、毎年記録を更新している。そして、虐待が原因で死亡した子供の数は、2016年度には49人だったという。...

記事全文を読む