宝塚元トップスターの母が脱税、夫は「まんぷく」の“野呂ちゃん”

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 宝塚の元トップスター・北翔海莉(37)の母親(67)が、所得税法違反で東京国税局から千葉地検に刑事告発された。

「母親は北翔が退団した2016年に個人事務所を設立し、私設ファンクラブの運営に乗り出しました。宝塚では、伝統的にファンがファンクラブを取り仕切るのがしきたりで、家族が代表になるのは異例のこと。退団時に飛び交う高額なご祝儀などのカネ目当てだったと言われています。母親がクラブ会費、お茶会などといったあらゆる名目で、1年間に荒稼ぎした額は1億2千万円。その大半が無申告で、脱税額は約4900万円に上ります」(在阪ジャーナリスト)

 飛び火を食ったのが、昨年11月に北翔と結婚したばかりの松竹新喜劇の俳優・藤山扇治郎(32)。あの喜劇王・藤山寛美の孫である。藤山はNHKの朝ドラ「まんぷく」で、安藤サクラ演じるヒロインに片思いする料理人・野呂幸吉役を好演し、人気上昇中だった。

「主人公・福子の気を引こうと、3年間缶詰をプレゼントし続けるというコミカルな役どころがウケた。本人も『缶詰のおかげで全国区になれた!』と喜んでいた矢先だったのですが」

 と語るのは二人の知人。

「北翔とは昨年5月に舞台の共演がきっかけで知り合いました。彼女が5歳上の姉さん女房。稽古の合間にメイクの仕方とか世話を焼いてもらっているうちに、藤山が惚れ込んだ。結婚直後に藤山が『まんぷく』でブレイクしたため、『夫婦格差が解消されたね』と周囲は喜んでいたんですが。今夏から始まる共演舞台の地方巡業は、結婚お披露目も兼ねていただけに、関係者は目下お通夜ムードです」

 母親は起訴を免れそうにないという。

「億を超えた収入をまったく申告しなかった悪質な脱税です。執行猶予はつくにせよ、有罪判決が出るのは間違いありません」(社会部記者)

 姉女房は身代の薬というが、門出から暗雲垂れ込める二人の行く末は……。

週刊新潮 2019年3月7日号掲載

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