飯舘村「オオカミ信仰」の里で始まった「人と人の交流」の地域再生(上)

社会Foresight 2019年3月4日掲載

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 国内では絶滅したとされるオオカミを、「山の神の使い」と信仰する里が福島県飯舘村にある。

 全国に例を見ないオオカミの天井絵を掲げる山津見神社を要に、全戸の住民が氏子である佐須地区。2011年の東京電力福島第1原子力発電所事故で避難生活を強いられたが、2017年3月末の避難指示解除後、これまでに16戸が帰還し、家を改築して暮らし始めた。避難中に神社は全焼したが、天井絵の復元へ向けて住民と支援者たちが知恵を集める一方、農業や環境を再生する実験でも協働してきた。...

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