「秋篠宮家」が模索する「小室家」との金銭解決 手切れ金をシミュレーションも…

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批判されないよう“苦心”

 事実、西村泰彦宮内庁次長は2月4日の定例会見で、改修工事は秋篠宮家の積極的な意向ではなく、あくまで「宮内庁の懸案事項」だったと力説した。

「我々の機先を制するようだった」

 と、先の記者は振り返る。要するに、御世代わり後には長官就任が噂される西村次長は、「過去にも宮内庁が宮邸の改修工事を秋篠宮家に提案してきたが、震災などの社会状況を理由に宮家が受け入れてこなかった」と主張したかったのだ。

 皇室ジャーナリストの山下晋司氏が、苦笑しながら次のように言う。

「33億円という数字だけを聞くと、確かに高い感じがします。だからでしょう、宮内庁の幹部は、宮邸は築50年ほど経っているため、排水管が水漏れしているとか、秋篠宮殿下は宮邸を新築されたことがないなど、批判されないように苦心している印象を受けます。ただ、今の東宮御所と同じ規模の建物を新たに建てると、50億円ほどかかるそうなので、3割ほどは削減されていることになります」

 話題の統計に偽りがあるのなら、33億という数字には種も仕掛けもあり、浮いたカネは自由自在で後述する手切れ金に……と考えるのは下衆の勘繰りだろうか。

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