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炎上後タイトル変更したあのドラマ、問題は「ブス」ではなく「ちょうどいい」
ブスという言葉で思い出すのが、太郎冠者と次郎冠者。確か小学生のとき、教科書に「附子」の話が載っていた。主人から貴重な水飴を「附子という猛毒だ」と言われた従者。主人の留守中にたまらず食べてしまうが、毒をもって死んで詫びるつもりだったと言い訳する笑い話だった。初めは「浅田飴みたいな感じかな」と甘美な思いにふけったが、授業後すぐ口の中は苦くなった。というのも、男子は教科書を音読するテイで、女子にブスの言葉を浴びせ続けたから。ブスを自覚している女子は、この話のせいで居心地の悪い時間を過ごしたものだ。...
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情緒不安定な船越英一郎にキョトン顔の深田恭子…新作ドラマの「迷走キャラ」についていけない
父がいる老人ホームでは、ごくたまに怒鳴り声がする。入居者の機嫌が悪く、怒っているのだ。聞くたびにびくっとする。私が住んでいる繁華街でも、ごくたまに怒鳴り声が聞こえる。真夜中に。たいていが喧嘩か酔狂。何度聞いても慣れないというか、一瞬、緊張する。
突然怒鳴り散らす人は世の中にはたくさんいる。心の病が原因の場合もあれば、理不尽極まりない、身勝手な理由の場合もある。ドラマではこういう人物はスパイスになりうるのだが、あまりに続くと、辟易する。船越英一郎が新年早々怒りまくりでちょっと嫌だなと思い始めたのが「トレース~科捜研の男~」(フジ)だ。...
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