小泉純一郎が語った息子「進次郎」は“若造で力不足”

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 小泉純一郎元首相(77)が、2月に入り精力的な活動を始めている。5日に東京新聞の取材を受け、7日に文化放送のラジオに生出演、翌日には御殿場で講演会を開いている。喜寿を迎えた小泉氏だが、「小泉劇場」は今も健在だ。ラジオで、息子で俳優の孝太郎氏(40)がCM出演中のハズキルーペに話題が及ぶと、

「ハズキルーペもらったよ。よく見える。でも、(お尻で踏んだら)壊れちゃうだろう。壊れた方がもっと売れるとか誰か言ってたな」

 と、饒舌に語り出す。

 次男の進次郎厚労部会長(37)については、原発反対と本当は思っているはずだと、自らと同じ考えであることに期待をのぞかせつつ、

「今は若造で、総理に逆らっても良くないって思ってんじゃないのか。ある程度力を付けないとね。反旗は翻せないね」

 と厳しげな愛の鞭。一緒に飲むこともあるそうだが、

「強いよ、酔わない。(話題は)政治よりもドラマとか」

 と、ちょっと意外な話も。

「役者色の強かった4日の予算委での質問場面について永田町では、『天才子役は政治じゃなく演技の勉強をしているんだ』と皮肉られています」

 とは、さる永田町関係者。

「不正統計問題に関して、厚労部会では大臣の責任問題まで問うていたのに、予算委では一転、続投を期待して激励する。大臣の回答が半端だと自らが解説し直すなど、鼻につく印象でした。なのに『画期的な議論だった』と総括するから呆れたものです」

 語りは父を越えられず。

週刊新潮 2019年2月21日号掲載

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