“小沢さんが橋下さんにカメハメ波――” 痛々しき国民「玉木代表」の空元気

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 周囲の歓心を買おうと、札束片手にうだうだと自慢話。慣れないジョークを飛ばしてみたところで、場は白けるばかり――。

 これが、場末のキャバクラで遊ぶ成金社長ならまだ笑えるのだが、国民民主党代表の玉木雄一郎サンの姿だというから、目を覆いたくなる。

 さる1月31日、ネットテレビの収録で自由党代表の小沢一郎氏や元大阪市長の橋下徹氏と鼎談した玉木サンは、

「収録後、野党担当記者らを招いて、居酒屋で懇親会を開いたんです。玉木さんは鼎談がよほど楽しかったのか、終始ご機嫌だったといいます」(政治部記者)

 話の中心は橋下氏の動向だったといい、

「玉木さんは橋下氏出馬の期待感を煽るのに必死で、小沢さんも橋下さんに秋波を送っていたのかと聞かれれば、“いやいや、そんなもんじゃない。カメハメ波だよ”なんて。橋下さんと政策が同じだということをアピールしたかったのか、パチンコ屋を潰してカジノをやればいいなんて暴論まで飛び出したそうです」(同)

 もっとも、

「橋下さんは菅官房長官や安倍総理と未だに親密で、出馬するとしても、東京五輪が終わるまではあり得ない。それが分かっているだけに、空元気な姿が痛々しくて……」(同)

 そんな玉木サンの心情を党関係者に解説してもらうと、

「わが党には民進党から引き継いだ100億円もの政党助成金が残っていますが、それでも議員や候補者が立憲に流れてしまう。政党支持率も0・2%と惨憺たる数字で、野合と言われようとなんだろうと、話題にのぼりたいんですよ」

 かくして離合集散は繰り返されるのだ。

週刊新潮 2019年2月14日号掲載

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