20年前に「VR」「エコカー」「財政赤字」を予言 故・堺屋太一さんの『平成三十年』を読む

社会新潮45 2017年9月号掲載

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 2月8日に多臓器不全で亡くなった作家・堺屋太一さん(享年83)といえば、『団塊の世代』がその代表作に挙げられる。1976年に月刊『現代』で連載が始まった同作で描かれていたのは、80年代から99年までの“未来”。後に時代が作品に追いついた際には、その的中ぶりが話題にもなった。

 堺屋さんの予言の書はこれだけではない。97年から朝日新聞で連載された『平成三十年』は、まさに我々の生きる“今”を予測した物語だ。編集者・翻訳者である岡田浩之氏が同作を振り返った『新潮45』への寄稿を、今回、改めて掲載しよう。...

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