小室母子の「秋篠宮ご一家分断工作」 釈明文書をご存じだった眞子さま、両親に伝えず

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虎視眈々の母子

 渦中の小室さんは現在、

〈米国において勉学に勤しむ機会をいただいております〉(文書)

 とある通り、現地での動向を知る関係者によれば、

「フォーダム大の校舎の上層階にある学生寮と図書館とを行き来する日々で、正規の講義以外の法律セミナーにも顔を出しています。時々は、自室で和食を自炊しているとも聞きました」

 が、仮に今後、小室家と母の佳代さんの元婚約者の山田さん(仮名)との間で和解をみたところで、それが結婚へのゴーサインとは決してなり得ないのは、「それを解決できたからといって、私たちが結婚に向けて前向きになれるかといえば、そうではありません」と漏らされた紀子妃のお言葉の通りである。

「小室さん母子、とりわけ佳代さんは、結婚後に眞子さまが受け取られるはずの1億5千万円とされる『一時金』に思いを寄せているふしがありました。それは、面談の際に『皇室のほうでお金を用立ててもらえませんか』と、一時金を当てに前借りを打診し、秋篠宮ご夫妻を呆れさせたことからも窺えます」(前出・ご一家の事情を知る関係者)

 山田さんによれば、

「佳代さんとの交際中、私は彼女の希望で車を運転し、あちこちに連れて行ったのですが、一度、三浦半島に足を延ばしました。葉山町にある空き家となった古民家を見に行ったのです。本人は『アンティークのギャラリーを開きたくて、葉山にいい物件があるから』と言っていましたが……」

 山田さんは当時、たびたび生活費などを無心されて嫌気がさし、婚約解消を申し出ていた。が、こうした“将来の夢”を佳代さんが抱き続けているとしたら、あくまで眞子さまに支払われるとはいえ、結婚とともに舞い込んでくる億単位の金銭は魅力に違いない。また、決して豊かではない家計を幼少期から目の当たりにしている小室さんにとっても、一時金が支払われない結婚など、そもそも想定していないはずである。

 皇室ジャーナリストの神田秀一氏が言う。

「一時金は皇室経済会議を経て、閣議決定されなければなりません。それは国の予算として支払われるもので、陛下や宮内庁が持っているわけではない。もし、そんな性質のお金を当てにしているのであれば全くの筋違いで、小室母子は理解力が足りないと言うしかありません。中には“最後は駆け落ちすれば”などと言う人もいますが、一時金も出ない状態で、430万円を払えない人とどうやって生活を送るというのでしょうか」

“海の王子”は、詰みつつあるのだ。

週刊新潮 2019年2月7日号掲載

特集「『紀子さま』が『小室圭さん』釈明文書にきつすぎるお言葉」より

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