早くも「嵐」“冠番組”の争奪戦が勃発!? ジャニーズ若手が本命も超大物の名も挙がって

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“石橋を叩く”必要のフジ

 一方のフジテレビは、ジャニーズ事務所の後輩が新番組を持つ可能性が、日テレより高いという。

「視聴率が低迷しているフジテレビは、より確実に数字を取れる人を起用したい。15%ではなく10%を確実に取る戦略が求められています。となると、ジャニーズファンが持つ“基礎票”は無視できません。おまけにフジには“トラウマ”があります。『SMAP×SMAP』の後番組は『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』でした。17年1月に放送を開始しましたが、低視聴率で年内12月に打ち切られてしまいましたからね」(同・担当者)

 ちなみに「ちょっとザワつく」のMCはフットボールアワーの後藤輝基(44)、岩尾望(43)、田中みな実(32)、DAIGO(40)の3人だった。確かに、あんな失敗は絶対に避けたいところだろう。

「候補はKing & Prince、Kis-My-Ft2、Hey! Say! JUMPというところでしょう。他局の出演状況を鑑みれば、“キンプリ”が最有力候補だと思います。しかしながら、嵐が稼ぐ視聴率の足元にも及ばないのは言うまでもありません。フジもそれは分かっています。知名度の割に視聴率は期待できない。となると番組の企画を練り上げる必要がありますが、今のフジには、かなりのプレッシャーでしょうね」(同・担当者)

 つまり芸人は論外として、King & Princeでも低視聴率を懸念しているという。安全策の1つに“関ジャニ∞の冠番組”という手があるそうだが、これは視聴者が新鮮に感じない危険性がある。つまり、こちらも数字が悪いかもしれない。全くの堂々巡りだ。

「そこでウルトラCとして、“木村拓哉さん(46)のピン番組”という企画が囁かれているんです。映画『マスカレード・ホテル』の番宣で各局の番組に出まくりましたが、さすがというか、いずれも高視聴率でした。木村さんは過去に冠番組を持っていないので、インパクトもあります。フジは明石家さんまさん(63)と不定期放送の特番バラエティ『さんタク』を制作してきた実績がありますし、『SMAP×SMAP』のスタッフも残っています」(同・担当者)

 担当者は「フジが木村さんを口説ける可能性は、実のところ意外に高いんじゃないでしょうか」と分析する。

 もちろん、単にキムタクを登場させるだけでは、視聴率が低迷するのは言うまでもない。King & Princeの時と同じように企画を練る必要はある。しかし“秘密兵器”としての期待は、非常に高いという。

週刊新潮WEB取材班

2019年2月8日掲載

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