ひっそりCM降板の「菅野美穂」 見誤った「夫・堺雅人」の“賞味期限”

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扱いにくいイメージ

 さる芸能事務所の関係者が囁く。

「堺は、NHK大河の『真田丸』以降、2年以上もドラマ出演がない。そんなにのんびりしていて大丈夫なのかな。TBSの『半沢直樹』やフジの『リーガル・ハイ』といったヒット作はもう5年も前なんですよ」

 話は逸れるが、「半沢」は視聴率42%のお化けドラマだった。

「なのに続篇が決まらないのは“芸能界のドン”、田辺エージェンシー社長とTBSの事情がある。なにかしらTBS側が配慮を欠いたことがあり、これがドンの不興を買った。それで続篇が撮れずにいるのです」

 半沢は、銀行から子会社の証券会社に出向させられたままなのだ。で、最近の堺といえば、昨春公開の映画「北の桜守」と昨夏の「くまのプーさん」実写映画の吹替えぐらいである。

 そんな堺を、芸能評論家の三杉武氏はこう評する。

「20年にアメリカドラマ『24』の日本リメイク版をテレ朝が放送予定で、堺さんも主演候補と聞きました。ほかにも、同じ20年のNHK大河『麒麟がくる』から特別出演のオファーがあったものの、堺サイドが断ったようです。仕事を選びすぎると、扱いにくいイメージがついてしまうかもしれませんよ」

 先の芸能事務所関係者の話は手厳しい。

「菅野は花王のCMがなくなっても、“夫にはドラマの当たり役、将来の出演依頼もある”と、家庭最優先を求めているのかもしれません。ですが芸能関係者には、『半沢』続篇は厳しそうだし、“堺の演技は一本調子で幅がない”との声もある。どんな役を演じても堺にしか見えないというのです」

 夫の、役者としての“賞味期限”をチェックし直したほうがよさそうだ。

週刊新潮 2019年1月31日号掲載

ワイド特集「禍福は糾える縄の如し」より

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