はしか集団感染の新興宗教、信者が「AKB」メンバー握手会に参加

エンタメ 週刊新潮 2019年1月31日号掲載

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 はた迷惑というだけでは済まされない。MC(ミロクコミュニティ)救世神教(三重県津市)なる新興宗教の研修会で、はしかの集団感染が発生。しかも、患者の1人がのちにAKB48の握手会に参加していたことが判明した。そもそも、この新興宗教、あらゆる病気は手かざしによる浄霊で治るとのオカルトチックな教えを守っているのだ。

 第1報は、三重県によるものだった。

 1月10日、津市の10~20代の男性3人がはしかに感染したと発表。その3人は、津市内で開催された民間団体の研修会に参加していたとされた。

 なぜか、民間団体としか明らかにされていないのだが、はしかの集団感染を起こしたのはMC救世神教だったのである。

 地元記者によれば、

「12月23日から30日にかけて、MC救世神教の2世研修会である『SWING』なるものが開催され、10~20代の男女の信者49人が参加しました。三重県の発表では、1月20日の段階で、49人中県内の24人にはしかの感染を確認。そのうち20人にはしかワクチンの予防接種歴がありませんでした」

 三重県は発症患者に対し、移動場所の聞き取りを行った。

 すると、MC救世神教の10代の男性信者が、1月6日に京セラドーム大阪で開催された「AKB48『NO WAY MAN』劇場版発売記念 大握手会」に参加していたことがわかったのである。

 その握手会に臨んだのはAKBのほか、SKE、NMBなどのメンバー総勢300人以上。

 男性信者はそのなかの誰かの手を握っていたはずだが、はしかは感染力が非常に強く、空気感染する。高熱とともに全身に赤い発疹が現れるのが特徴で、重症化すれば死に至る。感染予防には、ワクチン接種が欠かせないのだ。

 AKBのメンバーやファンなどを、はしかの恐怖に陥れたMC救世神教とは一体、どんな宗教団体なのか。

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