“横領なんてしていない”――火野正平、内縁妻の「鳳蘭」事務所解雇に反論

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〈この度、長年に渡る金銭の私的流用が発覚し、本人も認める事となりましたので、解雇致しました――〉 今年初めに鳳蘭(73)が関係先へ送った新年の挨拶には、こんな文言が記載されていた。〈本人〉とは、鳳の60代女性のマネージャーを指し、書面では実名が記されてもいる。横領によって事務所を追われた形だが、その女性は、火野正平(69)の内縁妻でもあるのだ。

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 件の女性マネージャーは、いまから35年前、1984年に鳳が個人事務所を立ち上げて以来、二人三脚で歩んできた人物だ。発端は昨年11月。10年分の決算を確認したところ、鳳が認識していない使途不明金が発覚する。調査の結果判明したのが、マネージャーの私的流用だった……という。

「鳳さんはかなりショックを受けていましたけれども、横領金の一部が返金されたこともあって、コトを荒立てずに昨年末で解雇する形で決着させたのです」

 と明かすのは鳳の知人である。このマネージャーは“昭和の色男”こと火野の内縁妻としても知られていたという。

「82年ごろから火野さんと事実婚生活を続けてきました。成人した娘さんも二人います。鳳サイドは、横領金が火野家の生活に遣われた可能性も疑っていたようですよ」

 女性を訪ねたところ、代わって火野本人が取材に応じた。紫煙をくゆらせ、こう反論するのだ。

「うちのかあちゃんは絶対に、横領なんて大それたことはしていない。俺は信じている。それに、なんで俺がかあちゃんのカネ、遣わなくちゃいけないの。俺、仕事しとるぞ、ちゃんと」

“かあちゃん”は私的流用を認めることになると承知しながらも、“もう忘れたい”との理由で穴埋めした、とも説明する。と同時に、人間関係のトラブルによって、妻は事務所から追い出されたともいうのだ。

 1月31日発売の週刊新潮で詳しく報じる。

週刊新潮 2019年2月7日号掲載

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