田中みな実が連ドラ「絶対正義」に出演、女優進出で最も成功した女子アナとは……

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

Advertisement

ぶりっ子からオンナをウリに

 TBSアナウンサーだった頃には、アイドル顔負けの可愛さで男性からは人気だったが、ぶりっ子キャラで同性から総スカンを食った田中アナ。14年に同局を退社すると、宮根誠司や羽鳥慎一らのいる芸能事務所テイクオフに所属し、真面目にアナウンサーとしてやっていくと思われた――。

 芸能記者が言う。

「翌年にオリエンタルラジオの藤森との破局が報じられると、キャラを一変。バラエティ番組などでも、自分の中の闇などを語り始め、女性からも共感されて好感度を上げ、局アナ時代にはランクインしたことがなかったオリコンの『好きな女子アナランキング』(16年)にも7位に入りました。また、女性誌『an・an』“美乳特集号”(17年9月13日発売号)の表紙で肘ブラポーズのセミヌードを披露して大きな話題ともなり、いい女キャラとして甦ったのです。もちろん、アナウンサーとしても、局アナ時代から続く『有吉ジャポン』(TBS系)や『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)の仕事は続けていますが、それだけではもったいないとは思っていました」

 そこへ女優進出である。あるテレビマンは語る。

「フジテレビ系で土曜深夜に放送される『絶対正義』は、“オトナの土ドラ”と名付けられた枠での放送です。東海テレビの制作で、かつて『真珠夫人』やボタバラこと『牡丹と薔薇』などを放送した昼ドラの枠が、『バイキング』の延長化によって深夜に移された枠なんです。1シリーズ2カ月と短めですが、これまでユースケ・サンタマリアや安田成美、鈴木保奈美などを主役に使った作品を放送しています。視聴率は2~4%ですが、現在放送中の『さくらの親子丼2』(主演:真矢ミキ)は前作が話題となり、真矢さんにとっても、深夜枠となってからも、初のシリーズ化作品なんです」

 その後を継ぐのが、田中の出演する「絶対正義」だ。主演は山口紗弥加で、間違ったこと、法を犯すものを許さない“絶対正義”を持つ専業主婦を演じる。田中の役どころは、高校時代には妊娠の過去もあり、妻子ある男性と不倫関係に陥る女優……というもの。

「なんだかアテ書きのようにですが、読後に嫌な気分になる“イヤミス小説”で話題を集める秋吉理香子さんの小説が原作です。女をウリにする彼女にはぴったりのようにも思えますが、果たしてこれを視聴者がどう受け取るか……」(同)

「痛快TV スカッとジャパン」(フジテレビ系)では再現ドラマで、女に嫌われる女を見事に演じたこともある彼女、演技力はありそうだ。ただ、ドラマの役柄が彼女自身のキャラと思われると、また総スカンにも?

2019年1月29日掲載

前へ 1 2 3 次へ

[3/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。