フランス「医療現場」と「災害対策」最前線

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【筆者:三枝裕美・長崎大学医歯薬学総合研究科 災害・被ばく医療科学共同専攻医科学、長崎腎病院 非常勤勤務】

 東日本大震災から7年が経過したが、浪江町や双葉町、大熊町、富岡町の一部地域は未だに帰宅困難地域と指定され、約3万3000人が福島県外に避難をしている。東京電力福島第1原子力発電所事故は多くの教訓を残したが、その1つが防災・減災の重要性である。常日頃から準備をしていれば、いざというときに心配することはないが、時間と共に記憶も風化するため常に災害を意識し続けることは非常に難しい。...

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