GACKTの「格付けチェック!」に異議 仮想通貨“被害者”たちの声

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広告塔

 また、

「私たちはGACKTさんの目利きを信用して購入した。説明責任を果たしてもらいたいと思います」

 とは、また別の仮想通貨「アセットコイン」の購入者。彼はこのコインの宣伝イベントにGACKTが登壇したことを知って安心し、数十万円をつぎ込んだという。が、

「当初は、すぐに上場すると言っていたのに、一向に進まない。運営側にもはぐらかされたままで、返金すらしてもらえません」

 と言うから、ダマされたのか。GACKTはその広告塔になったようなものである。

 投資ライターの高城泰氏は言う。

「両コインとも、仮想通貨を少しかじっている人間であれば、怪しいと気づくレベルのもの」

 となれば、それにどっぷりつかったGACKTの“目利き力”など言わずもがな。

 GACKTのしたり顔を嗤いながら、お屠蘇をキュッ。これが「格付けチェック!」の正しい鑑賞法である。

週刊新潮 2019年1月3・10日号掲載

ワイド特集「崖っぷちの『猪突猛進』」より

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