国会改革空回り「小泉進次郎」頼みの綱は「総理の子女子息」

政治週刊新潮 2019年1月3・10日号掲載

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「私もそりゃ結婚したいと思っている。大変なんですよ」。2018年12月21日、都内での講演でこう愚痴ってみせた自民党の小泉進次郎厚生労働部会長(37)。こぼしたくなるのも分かる。同年は、彼にとって忍従の年となってしまったのだから。

「進次郎さんの化けの皮が剥(は)がれた一年だったと言えるかもしれませんね」

 こう振り返るのは、全国紙の政治部記者だ。

「9月の総裁選では安倍さん(晋三・総理)と石破さん(茂・元地方創生相)のどちらを支持するか、なかなか表明しなかった。しかも直前になって、進次郎さんが石破さんを支持することを関係者の話としてNHKが報道。政治部記者で、これが進次郎さんサイドの仕掛けたリークであることを疑わなかった者はいない。要は本人の口ではなく、関係者に支持表明させることで、彼自身への批判をかわそうとしたわけです。進次郎さんの爽やかなイメージにそぐわない姑息さでしたね」

 小泉氏も自身の求心力が失われつつあることを自覚しているのか、

「記者団を前に彼がぶら下がり取材に応じ、その後、雑談していた途中で何人かの記者が話を聞くのを止め、その場を離れていったことがあった。進次郎さんは自身の存在感が低下していることを悟ったのか、とても寂しげでした」(別の記者)

 それもむべなるかな、これまで彼には「イメージ」以外の実績がない。そんな小泉氏は目下、自民党内の国会改革に関するプロジェクトチーム(PT)の事務局長として奔走しているが、

「やはりめぼしい成果を上げられていません。それどころか、彼はPTに小渕さん(優子・元経産相)を引き込もうとした際、PTを傘下に収める棚橋さん(泰文・党政治制度改革実行本部長)に根回しをしていなかったため彼の機嫌を損ね、PTの会合開催が遅れてしまう醜態を晒(さら)しました」(同)

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