18年は疑惑噴出の「片山さつき」大臣 ロボにも足蹴にされちゃった?

国内 政治

  • ブックマーク

Advertisement

 SF映画に出てくるような、人間の脚部を模したロボット。その右足部分が上がっている。まるで後ろの人物を足蹴にせんとばかりに。

 背後に立つのは、ご存じ片山さつき地方創生相。12月15日、神奈川県藤沢市にある、湘南ロボケアセンター株式会社を視察したときの光景である。

 現在政府が進めている、最先端技術を取り入れた街作りができる国家戦略特区制度「スーパーシティ構想」。片山氏は今回、その候補地を選定する一環で、この施設を訪ねたのだ。

「ここでは、身体機能を補助したり、改善したりできるロボットスーツを着用して、リハビリをすることができるんです」(内閣府関係者)

 例えば、

「脊椎損傷で下半身が不自由な方がこのスーツを着用し、“歩きたい”と考えます。すると、足の筋肉に信号が送られるのです。その微弱な信号をスーツがキャッチし、歩く動きをサポートする。このスーツで訓練していくことで、徐々に自立歩行の動作を取り戻していくというわけ。未来のリハビリ施設なんです」

 片山氏はそこで、このロボットスーツの機能を簡単に体験するため、本来足に付けるセンサーを右腕に装着。肘を折ると、即座に連動してスーツの右足部分がスムーズに曲がったという次第。ロボットから、蹴りを喰らったわけではなかったのだ。

 もっとも、先の国会での片山氏は、踏んだり蹴ったりだった。

「10月に発足した改造内閣の紅一点として、鳴り物入りで入閣した途端、業者から100万円を貰い、国税当局に口利きしたと週刊文春に報じられ、国会で集中砲火を浴びました」(政治部記者)

 本誌(「週刊新潮」)も、過去に暴力団と深い関係にあった人物からの、彼女へのヤミ献金疑惑を追及した。

 さらには、

「政治資金収支報告書を計4回にわたって訂正を入れたことでも非難を浴びているし、自著を宣伝する看板の設置方法が条例違反だったことも攻撃されていましたね」

 それでも大臣を辞める気ゼロの片山氏。彼女には、政治家としての機能を補助し、改善するロボットが必要かも。

週刊新潮 2018年12月27日号掲載

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。