永野芽郁「半分、青い。」の次は「3年A組」 日テレが6日スタートを決めた“勝利の方程式”

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日テレとTBSで違う“起用法”

 起用の方法は、日テレとTBSで違いがあるようだ。「主役から主役」という“スライド登板”にこだわるのは日テレ。5人のうち永野芽郁を除く4人が、主役か主役の相手役を務めている。

 TBSは共演のケースが多い。起用した朝ドラの主演女優4人のうち、主役は1人に過ぎない。その該当作品が、有村架純の「中学聖日記」というのも皮肉な話だ。「ひよっこ」から1年が経過してしまった上、内容に視聴者が反発。平均視聴率が6.9%と低調に終わった。

「やはり“勝利の方程式”を編み出したのは日テレと言っていいでしょう。14年3月29日まで『ごちそうさん』に主演した杏さん(32)を、そのまま休ませることなく4月16日から『花咲舞が黙ってない』の主役に抜擢、平均視聴率が16%という大成功を収めました。次の吉高由里子さんは仕事をセーブされましたが、民放ドラマの復帰作は日テレの『東京タラレバ娘』。こちらも平均視聴率は11.4%と満足できる数字でした」(前出のスタッフ)

 16年4月2日まで「あさが来た」に出演した波瑠は、やはり4月13日から「世界一難しい恋」に出演した。こちらは大野智(38)が主演だったとはいえ、波瑠は相手役だ。負担は主演と変わらなかったはずだ。

「16年4月から10月に放送された『とと姉ちゃん』の高畑充希さん(27)も、翌年7月からの『過保護のカホコ』で主演を務め、平均視聴率11.5%。さらに日テレは、NHKの大河ドラマで主演を務めた女優さんも、自局のドラマでの起用に成功した実績を持っています。13年の『八重の桜』で主演の綾瀬はるかさん(33)は、翌14年10月からの『きょうは会社休みます。』でも主演にキャスティング、平均視聴率は16.0%に達しました」(同・関係者)

 以上のような背景から、業界関係者は「3年A組」に注目するわけだ。永野芽郁へのプレッシャーも相当なものがあるだろう。

 彼女の“元気の源”は塩ラーメンとスポニチアネックスが報じている(「永野芽郁 伸び盛り17歳、ひそかな楽しみは“塩ラー巡り”」17年3月14日)。

《東京・桜新町にあるラーメン店「麺処 さとう」。全部で20席に満たない小さなお店。そこに入ってきた美少女に周囲の視線が集まるが、本人は全く気にしない。食べる時の邪魔にならないよう、ロングの髪を後ろで束ねて“準備完了”。おいしそうな湯気が立つ塩ラーメンが運ばれてくると、うれしそうに「いただきます」と手を合わせ無我夢中で食べる。完食まで5分足らず》

 微笑ましいエピソードだが、連ドラのハシゴという激務が続き、おまけに知名度もうなぎ登り。これからはラーメン屋に入るのも難しくなる一方かもしれない。

週刊新潮WEB取材班

2019年1月6日掲載

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