「ペルー公邸人質事件」青木元大使が回顧する「イスラム国」の萌芽 国際 2019年01月05日 青木盛久元大使(80)(他の写真を見る) 爆音と共に雪崩れ込む14人の武装集団──。1996年12月17日午後8時過ぎ(現地時間)、ペルーの日本大使公邸は「パーティー会場」から「占拠事件の現場」へと変貌を遂げた。人質となったのはペルー政府の幹部に加え、当時の青木盛久大使(80)をはじめとする大使館職員ら600人以上。それはまた、新たな「テロの時代」の幕開けを告げる事件でもあった。 ***... 記事全文を読む 0 Advertisement