「ペルー公邸人質事件」青木元大使が回顧する「イスラム国」の萌芽

国際週刊新潮 2018年12月27日掲載

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 爆音と共に雪崩れ込む14人の武装集団──。1996年12月17日午後8時過ぎ(現地時間)、ペルーの日本大使公邸は「パーティー会場」から「占拠事件の現場」へと変貌を遂げた。人質となったのはペルー政府の幹部に加え、当時の青木盛久大使(80)をはじめとする大使館職員ら600人以上。それはまた、新たな「テロの時代」の幕開けを告げる事件でもあった。

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