「速水もこみち」の本業は今や俳優にあらず? キッチン用品が好調で事務所もウハウハ

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名前を入れて色を変えたら、もこみちブランド?

「多層構造がウリのアメリカ発の高級鍋ブランド『ビタクラフト』のフライパンや、ドイツの刃物の街として名高いゾーリンゲンに本拠を置く『ヘンケルス』の包丁、耐熱ガラスで有名な『HARIO』や『富士ホーロー』、桜の木のまな板『土佐龍』などと組んだコラボ商品が並んでいます。もともと販売されている商品ばかりですが、“MOKOMICHI HAYAMI”の名を入れ、独自の色使いをしたり、とにかくお洒落なんです。だけど、値段は少々高いですね。おかげで所属事務所もウハウハだそうです」(同・芸能記者)

 たとえば、26センチのフライパン。フッ素コーティングのフライパンならホームセンターで1000円程度で買えるものだが、もこみちブランドだと8100円もする。もちろん天下のビタクラフト製で全面3層構造+ニューダイヤモンドコーティング(高密度4層フッ素樹脂コーティング)というもので、全く同じ商品は同社にもないようだ。

 富士ホーローの深型鍋(22センチ)は同社にもほぼ同じものがあって、5832円で売っている。しかし、もこみちブランドになると、“MOKOMICHI HAYAMI”の名を入れ、鍋蓋の取っ手を高級感ある木製に代えて、7560円となる。

 同様にヘンケルスの三徳包丁(14㎝)もオリジナルの3780円(Amazonだと2350円)に“MOKOMICHI HAYAMI”の名を入れ、ハンドルの色を変えると4320円といった具合――こりゃあ儲かりそうだ。所属事務所に訊いてみると。

「いえいえ、あくまでメーカーさんのご協力で製品化させていただいているもので、販売もこちらで行っているわけではありませんので……。それに、速見はあくまで俳優が本業です。先日も『リーガルV』(テレビ朝日系)にも出させていただきましたし……」(研音)

 とはいうものの、「リーガルV」での役者業は久しぶりに見た感じだった。

 むしろ、もこみちブランドは、さらに通信教育にまで発展している。出版社のプレジデント社が監修する「速水もこみちのクッキングマイスター講座」がそれで、“TVやレシピ本では語られなかった「もこみち流」料理の真髄を初公開!”というもので、こちらは2017年4月から開講されている。

「受講者数は公開しておりませんが、おかげさまで人気講座となっております」(キャリアカレッジジャパン)

 テキスト(3冊)と副教材(1冊)、そしてDVD(3枚)による講座で、お値段4万7000円(ネット申込みなら3万7000円)だ。

「生もこみちでないと!」という奥様には、来年3月に神戸ポートピアホテルで開催される「トークライブ&ランチ2019」がある。こちらの参加料金は1万7000円。

 なんだか、妻のへそくりは、全部、もこみちに持って行かれるような気にも……。俳優というよりも、やっぱりこちらが本業?

週刊新潮WEB取材班

2018年12月26日掲載

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