まるで北朝鮮! 「文在寅」が日本のEEZにロケットを着弾させた

国際 韓国・北朝鮮 週刊新潮 2018年12月13日号掲載

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 ほとんど知られていないが、韓国が行なった実験で、ロケットが日本の排他的経済水域(EEZ)内に落ちていた。元徴用工裁判で日本企業は相次いで敗訴し、不可逆的な解決を確認したはずの慰安婦問題も所管の財団は解散。韓国の文在寅大統領の手の平返しが際立つなかでのロケット着弾……これじゃまるで北朝鮮!の所業である。

 北朝鮮からの弾道ミサイルが日本のEEZ内に着水する。日本政府が抗議する……。僅か1年前のこととは思えないほどに世界は激変しているが、今度は韓国からロケットが飛んできたのだ。

 ある官邸関係者は、

「ロケット発射前から日本のEEZ内に落ちると見ていました。従ってこちらとしては、あらかじめ航空機などに注意喚起をしていました」

 と打ち明ける。

 EEZとは、国連海洋法条約に定められたもので、沿岸国が漁業や天然資源の採掘、科学的調査などの活動を優先的に行なうことができる海域を指す。沿岸12海里(約22キロ)以内は「領海」。その外側かつ沿岸200海里(約370キロ)以内の範囲がEEZ、そこから更に外側は「公海」で、全ての国に開放されている。

 さて、問題の実験があったのは去る11月28日午後4時のこと。場所は、全羅南道高興郡にある羅老宇宙センターの発射場だ。韓国在住のジャーナリストによると、

「28年ぶりに純粋な国内技術で打ち上げられたロケットになります。2000億円ほどをつぎ込んできましたが、過去に2度失敗するなど、問題は山積み状態。最後の実験から5年10カ月が経過しています」

 世界から周回遅れを喫する韓国の宇宙開発は、国の威信を賭けたプロジェクトだったわけだ。結果、どうなったのか。所管する内閣官房の担当者に聞くと、

「済州島南東429キロの海域に着水したと連絡を受けています。この海域は我が国のEEZ内となっております」

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