上沼恵美子への暴言問題、“M-1創始者”からも苦言 「出場者同様、審査員も話芸なんです」

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 12月2日に放送された「M-1グランプリ2018」をきっかけに起きた騒動は、いまだ鎮静化の気配が見えない。とろサーモンの久保田かずのぶ(39)とスーパーマラドーナの武智(40)は上沼恵美子(63)に直接謝罪を申し込むも、断られたと伝えられる。そんな2人に対しては、M-1創始者も苦言を呈するのだ。

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「久保田君と武智君は言葉を生業にしているお笑い芸人。その彼らがあんなふうに無礼で、傲慢で、言葉に鈍感なのは、致命的です」

 こう語るのは、2001年に始まった「M-1」の初代プロデューサー、元朝日放送の吉村誠氏である。 お笑いは大衆芸能、大衆にどう受け止められるかを想像できなければ――そう説く吉村氏は、“オバハン”“更年期障害”と発言した2人について「想像力が皆無」と手厳しい。

「M-1の審査の際、上沼さんの言葉がキツイという声もありますが、出場者が4分で話芸を見せるのと同様、審査員も30秒で話芸を見せます。その真剣な言葉は、彼らの言葉と比べるべくもありません。そもそも上沼さんは女性芸人ではピカイチの存在」

 そして、こんなエピソードを明かす。
 
「その実力を知っているから、(島田)紳助さんはM-1の審査員に彼女を直接口説き、数年前からは松ちゃん(松本人志)が直接、お願いしているんです」

 紳助と松本が“三顧の礼”で迎えたのが、上沼であるというのだ。もっとも、

「上沼さんが共演をNGにしているタレントは多く、収録後に“あの人、本音で喋らないからイヤ。もう二度と呼ばないで”とスタッフに伝えるのなど、日常茶飯事なんです」(在阪の番組関係者)

 なんてエピソードもある。12月13日発売の週刊新潮では、お笑い界に君臨する“女帝”について、詳しく報じている。

週刊新潮 2018年12月20日号掲載

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