「向井理」がヒール転向でオワコンにおさらば!“腹黒演技”開眼で強面俳優は渋い顔

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 初回視聴率15.0%(ビデオリサーチ調べ:関東地区・以下同)がこれまでの最低記録。その後は18.1%、15.9%、16.5%、15.4%と絶好調の「リーガルV ~元弁護士・小鳥遊翔子~」(テレビ朝日系)。テレ朝を10月の月間全日視聴率トップに導いた原動力の一つだ。

 主演の米倉涼子(43)の脇を固める林遣都(27)、安達祐実(37)、荒川良々(44)、勝村政信(55)、小日向文世(64)、高橋英樹(74)ら世代を網羅する芸達者たちも魅力だが、密かに評価を高めているのが向井理(36)だという。向井といえば、少し前までは“オワコン”なんて声まであったのに――。

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 芸能記者が向井を評する。

「『リーガルV』で向井の役どころは、たびたび米倉が管理人を務める法律事務所とやり合うことになる大手法律事務所のヤリ手弁護士。米倉もかつてはそこに務めていた元同僚で元カノらしいのですが、向井はただのイケメン、エリート役ではなく、異常にプライドも高く、勝つためなら法律を犯すことも辞さないという腹黒さ、いわばヒールなんです。これが意外にハマっていて、業界での株を上げているといいます」

 向井とは、2010年上半期に放送された朝ドラ「ゲゲゲの女房」(NHK)で、ヒロイン(松下奈緒[33])の夫(水木しげる[1922~2015])を演じてブレイク。翌年には大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(NHK)でヒロイン(上野樹里[32])の夫である徳川秀忠役にも抜擢された。

「イケメン俳優として数々のドラマや映画に起用されてきましたが、飛び抜けたヒット作がなく、結果的に代表作もありません。近年はさらに評価は低下して“向井は数字が取れない”、ついには“オワコン”とまで言われるようになっていました。記憶に新しいのは、16年に放送された『神の舌を持つ男』(TBS:金曜夜10時~)です。『TRICK』の堤幸彦(63)演出で期待されていたのですが、全話の平均視聴率が5.6%。しかも、ドラマ放送前に映画化も決定しており、この年の年末に公開されたものの、初週8位に入っただけでその後は圏外に。大コケと言われました」(前出・芸能記者)

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