「川田龍平議員」がカメラで働きぶり監視 公設秘書が一斉に辞職

政治 週刊新潮 2018年11月22日号掲載

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 年末発表の流行語大賞に、「カメ止め」なる言葉がノミネートされた。映画「カメラを止めるな!」の略である。大ヒット作にあやかったわけでもあるまいが、川田龍平参院議員(42)は、カメラを止めなかった。それゆえ大顰蹙を買ったのだ。

 秘書は、己が仕える政治家を慕って「おやじ」と呼ぶ。しかし川田議員に仕えた秘書たちは決して、そう呼ぶことなどないはずだ。

「なにせ、議員会館の事務所内に設置されたカメラで、働きぶりを監視されていたんですから」

 と、打ち明けるのは立憲民主党の関係者。

「これに秘書たちが猛反発し、川田議員と揉めて収拾がつかなくなっていたのです。彼らは党本部にも“人権侵害だ”“パワハラだ”と抗議したほど。結局、10月末で、公設秘書たちは一斉に辞めました」

 職を辞してでもカメラから逃げたかったわけだが、

「川田議員は、“秘書の安全を守るためだった”と、党本部によく分からない言い訳をしていたそうです。でも、薬害エイズ訴訟の原告として知られ、いつも柔和な表情の彼がなぜこんなことをしたのでしょう」

 まさにそこが気にかかるところ。「その謎解きになるかどうか……」と言う別の党関係者の解説はこうだ。

「川田くんは現在、2期目で来夏が改選です。9月29日の持ち回りの常任幹事会で参院選での公認が決まったのですが、どうもこれが気に食わないようでして」

 公認決定と監視カメラ。いったいどうつながるのか。

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