1千万円が激減! 銀行が勧める投資の「手数料」という落とし穴

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46%が損失

 銀行で投資信託を買った個人客の半分近くが、運用損失を出している――金融庁が今年7月に公表した分析結果がいまだ耳に新しいという人もいるはずだ。主要銀行9行と地方銀行20行の窓口で購入した全ケースで、顧客の「手取り」を試算したところ、46%もの人が損をしていたというのだ。
 さらに11月7日、金融庁が発表した最新分析でも36の金融機関で投資信託を購入した顧客のうち4割の運用損益がマイナスだったことが明らかになった。
 もちろん投資はリスクが伴うものだが、株価が上昇基調で、政府が積立NISAを推奨するなど「貯蓄から投資へ」という流れのなかで、多くの人が予想外の結果を目の当たりにしたことになる。...

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