27年ぶり共演 女を上げた「鈴木保奈美」と男を下げた「織田裕二」評

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 一大ブームを巻き起こした2人の共演なのに――そんな声がフジテレビから漏れるのも無理はない。月9ドラマの視聴率が振るわないためだが、その陰には女を上げた鈴木保奈美(52)と男を下げた織田裕二(50)の姿が見えてくる。

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 10月から始まった「SUITS/スーツ」は、米国の同名ドラマのアレンジ版。主演の織田は勝つために手段を選ばない敏腕弁護士役で、鈴木は彼の上司を演じている。

 テレビ誌記者の話。

「2人の共演は『東京ラブストーリー』以来、27年ぶり。最高視聴率32%を叩き出した“東ラブ”の主演を務めた織田と鈴木に、凋落一途のフジは『会社復活』の夢を託したと言えます」

 新ドラマのスタートに合わせ、過去の金字塔ドラマを再放送したことからも、力の入れようは一目瞭然である。

「その甲斐もあり『SUITS/スーツ』の初回視聴率は14・2%と2桁をマークしました。ところが、回を重ねる度に数字は下がり、10月29日放送の第4話は8・9%と遂に1桁台に落ちてしまったのです」(同)

“右肩下がり”の理由をライターの吉田潮氏は、

「原作ではマリファナや銃といった米国社会の病巣が描かれているのですが、日本版にはそのような“スパイス”が欠けている。スリリングな要素がなく、牙の抜けた平凡なストーリーになってしまっています」

 と分析する。ただ、視聴率下落の原因はそれだけではないようだ。フジ関係者が打ち明ける。

「主演俳優には本来、番組宣伝の重責を担ってもらうのですが、現場スタッフは『織田=大物』というイメージを持ち続けているため、おいそれと『番組宣伝に協力を』とは言い出せないのです」

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