疑惑の「片山さつき」大臣 “早くもダメだワン”

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 愛くるしい目をした超大型犬が、無邪気に片山さつき地方創生相(59)をベロリ。大臣は陶然の表情――ではもちろん、ありません。

 10月27日、秋田市にある、秋田犬を間近で見ることができる施設「秋田犬ステーション」を視察した際のワンシーン。入口近くに貼られた秋田犬の写真の前に、片山氏が立っていただけなんだワン。

 政治部デスクが言う。

「視察の後に行われた会見で片山さんは、記者から、秋田犬を見たのはこれが初めてかと聞かれ、“東京にも秋田犬の種の保存をされている方がいて、(秋田犬に)親しく触らせていただいたり、ペロペロ舐めていただいたりしております。顔も舐めてもらいました”と、自らと秋田犬との親密っぷりを、饒舌に語っていましたね。例の疑惑を聞かれた記者会見のときとは、大違いですよ」

“疑惑”とはむろん、青色申告の取り消しを恐れた業者から依頼を受けた片山氏が、100万円を受け取った上で、国税庁関係者に口利きしたという「週刊文春」の報道のことだが、

「片山さんは、記事の内容を全面的に否定し、文春を名誉毀損で提訴しました。それ以降は、いくら記者会見で訊ねられても、裁判中であることを理由にして、疑惑について頑なに口を閉ざしたままです」(同)

 本誌(「週刊新潮」)も、片山氏がパチンコ業者からの依頼を受け、財務省に電話したという別の“口利き疑惑”を報じたが、こちらも全面否定。

「“なんとか女性閣僚を”と、安倍さんが身体検査もそこそこに片山を捻(ね)じ込んだのが仇(あだ)になったね。野党からの追及にムキになって、ボロを出さないといいけど……」(自民党幹部)

 疑惑に蓋(フタ)をしようとしても、臭いは消えないゾ。クンクン。

週刊新潮 2018年11月8日号掲載

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