新アルバム苦戦 「きゃりーぱみゅぱみゅ」の路線チェンジ

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 かつては、こりん星の住人だったタレントの小倉優子も、今では「好きなママタレランキング」で1位を掴む存在に。この人も、キャラクターの脱皮を図り、飛躍したいということか。

 きゃりーぱみゅぱみゅである。きゃりーといえば、ド派手な衣装・個性的な歌詞・不思議なダンス、この3点セットの印象が強い。が、今月4日、プロバスケットボールのハーフタイムショーに現れた彼女は、イメージと真逆のものだった。

「オリーブ色のトップスに、髪飾りもしないシンプルな装いでした。曲調もゆったりめで、ダンスも普通。遠目からは、きゃりーだって分からないくらいでした」(運動部記者)

 25歳を迎えた彼女は、どうやら路線変更を狙っているようで、最近のインタビューでも、〈30歳、40歳でツインテールでテレビに出て、「さすがにきつい」みたいに思われたくないですし〉、と答えている。

 音楽業界関係者も、

「だいぶ早い段階から悩んでいましたよ。飲み会の場で、男性大御所アーティストに、『もう原宿系はキツイですよ』と心情を吐露することもありました」

 と、意外な一面を語る。

 先月末に、4年ぶりとなるアルバムを発売したが、“脱カワイイ”を世間はどう受け止めたのか。

「セールスは1万枚をなんとか超えるくらいで、トップ10にも届かない。オリコン1位を取った前作と比べても勢いがないです。ファンも一緒に年を重ねているんですが、きゃりーに大人っぽさを求めていないということでしょう」(同)

 迷走して改名、なんてことも有り得るかも……?

週刊新潮 2018年10月18日号掲載

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