安倍総理“最大の応援団”に激震 神社本庁にお家騒動

政治週刊新潮 2018年10月4日号掲載

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 総裁選で3選を果たし、いよいよ悲願の憲法改正に取り掛からんとする安倍総理。しかし、総裁選の真っ只中、憲法改正の鍵を握るともいわれる、最大の応援団が揺れに揺れていた。

 政治部記者が解説する。

「内紛が起きているのは、全国約8万社の神社を統括する神社本庁という組織です。政治的な影響力も強く、関係団体である神道政治連盟の国会議員懇談会会長を安倍総理が務めているのはよく知られた話。安倍総理の憲法改正の最大の理解者と言っても過言ではない」

 その神社本庁で何が起きたのか。月刊誌「宗教問題」編集長の小川寛大氏によれば、

「9月11日に行われた神社本庁の役員会で、トップの座にある田中恆清総長が突然、辞意を漏らしたのです。正式な辞表が提出されたワケではありませんが、総長が任期途中で辞任すれば異例のこと。神社界からは驚きの声が上がりましたね」

 一体、総長を追い込んだのは何だったのか。

「ここ1年、神社本庁は職員宿舎をめぐる不可解な不動産取引や富岡八幡宮で起きた宮司殺人事件で内外から批判が沸き起こっていた。それで、田中総長が“これ以上、批判されるのは耐えられない”と漏らしてしまったのです。もともと、あの組織には田中氏側の主流派と反主流派の派閥争いがあり、安倍総理と関係の深い神政連の打田文博会長は田中派の筆頭格。田中氏が辞職すれば、当然、神政連の人事にも影響が出る」(同)

 これで憲法改正の行く末も神のみぞ知る?