野田総務相が指摘 ふるさと納税“やり過ぎ”自治体の言い分
「現在、ふるさと納税は存続の危機にあります」
野田聖子総務大臣が、ふるさと納税制度の規制に言及したのは9月11日のこと。総務省によると寄付額は10年前の約50倍、約3653億円(昨年度)に達しているから、本来なら大成功である。問題は、思った以上に高額の家電や金券が返礼品として横行していることだ。
同省は今年7月、「寄付額の3割超」や「地場産品以外」の返礼品を送っている12市町を公表したが、実際には246もの自治体が3割超の返礼品を送り続けていた。...