塚原夫妻vs.池谷・森末の“対立”はフジvs.日テレ・TBSの代理戦争に発展

エンタメ

  • ブックマーク

Advertisement

フジで減少する池谷・森末両氏の“出演率”

 ワイドショーが、「宮川=速見組が“被害者”で塚原夫妻が“加害者”」という構図で報じる時、決まって登場したのが池谷幸雄氏(48)と森末慎二氏(61)だ。夫妻の批判役を引き受けていたお二人だが、どのようにテレビで活躍したのか、表にまとめてみた。

 この「出演数」の計算方法だが、あくまでもスタジオの生出演か、「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金:午後1時55分〜午後3時50分/日本テレビ系列)でおなじみの大阪と東京をつなぐワイプ出演に限った。VTRで事前のインタビュー映像が放送されたり、ボードで取材コメントが紹介されたりするものは割愛した。ちなみにニュース番組は、このVTRの出演スタイルが大半を占めた。ある程度、客観性を保つためだと考えられる。

 以上を踏まえながら、表をご覧いただきたい。NHKの0%は当たり前だが、目立つのはテレビ朝日の少なさだ。池谷氏の出演はゼロというから徹底している。

 テレビ朝日は同局のスポーツコメンテーターである宮嶋泰子氏(63)が“塚原派”だとされて注目が集まったことがあるが、局としては一貫して池谷・森末両氏とは距離を置いていることが分かる。その理由をテレビ朝日の関係者が明かす。

「答えは簡単です。10月25日から、カタールのドーハで世界体操が開かれるのですが、その中継をテレ朝が行うのです。別に体育協会に阿っているわけではないので、『羽鳥慎一モーニングショー』(月〜金:午前8時〜午前9時55分)などでも取り上げています。ただし、スポーツライターの小林信也さん(62)などに出演をお願いするなど、塚原夫妻と池谷・森末両氏とのバトルからは、しっかり距離を取るようにしています」

 こうして現在、「塚原夫妻=フジテレビ」vs.「池谷・森末両氏=日テレ・TBS」という構図が鮮明になっている。特に9月6日に「バイキング」がビンタ映像を流してからは、フジテレビで池谷・森末両氏が生出演した番組はない。逆に日テレでは池谷氏の「ミヤネ屋」率が急上昇しているのが印象深い。

 もちろん、宮川=速見サイドがさらなる“爆弾”を投下する可能性も否定できない。だが、それは結局のところ、塚原派であるはずのフジテレビも含めて、ワイドショーを活気づかせるということになるのだ。

週刊新潮WEB取材班

2018年9月27日掲載

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。