医者が弁護士になっただけ… 「米倉涼子」新ドラマに早くも不発の声

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スッキリ感が

「新ドラマが、『ドクター』のような高視聴率を叩き出せるかと言えば、少々、疑問に思えますね」

 とは、テレビドラマ研究家の古崎康成氏だ。

「理由は脚本家が変わったためです。前作では、大半をヒットメーカーの中園ミホさんが担当しました。『リーガル』を手掛ける橋本裕志さんも優秀ですが、『ドクター』と同じようなドラマを作ってくれと言われてできるかと言えば話は別です」

 前作では、ここぞというタイミングで、米倉演じる女医が大見得を切り、観る者をスカッとさせる、「水戸黄門」的な部分が高視聴率に繋がった。

「その土台を作ったのが中園さんの脚本ですが、真似しようとしてできるものではありません。いざ始まってみたら、視聴者から、似ていて悪くはないんだけど、スッキリ感が物足りないと思われてしまう可能性があります」(同)

 スポーツ紙デスクの話。

「そもそも、大ヒットシリーズの『ドクター』が昨年終了したのは、米倉が女優として大門未知子の色が付くのを敬遠したことと、回を重ねるごとのプレッシャーから解放されたいという理由でした。皮肉なことに、今回、代わり映えのしない作品に出るうえ、前作超えのプレッシャーも感じることになるでしょう」

 果たして大門未知子のように、「私、失敗しないので」と行きますやら。

週刊新潮 2018年9月13日号掲載

ワイド特集「玉が弾けて算盤占い」より

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