イッテQ、24時間TVでも高評価の「木村佳乃」、NHK紅白司会の“有力候補”に浮上

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気になる大晦日

 彼女がバラエティに出始めたのは、娘たちにテレビに出る母の姿を見せたいと望んだためという。それがバラエティタレントとしての才能が開花につながったのかといえば、それも違うとは映画関係者。

「もともと何でもやる女優ですよ。江川達也(57)がメガホンを取りB級ならぬC級映画とまで言われた『KING GAME』(ファントム・フィルム)ではムチを持った変態役、マキノ雅彦監督こと津川雅彦(1940〜2018)の撮った『寝ずの番』(角川ヘラルド映画)では死期の迫った夫の師匠に“おソソ(陰部)”を見せる噺家の妻役……。気難しい女優なら拒んでしまいそうな役も、あっけらかんとやってのけていました。父親が日航幹部で、ロンドン生まれの成城育ちという素性の良さのなせる技なんですかね。スタッフからの評判もいい。それがヒガシと結婚すると聞いたときには、『もうはじけた演技は見られなくなってしまうのか』と残念でしたが、むしろパワーアップしたので驚きました。なんでも結婚後は、堅いヒガシのキャラクターを変えてしまったともいわれています」

 そして10月からは6年ぶりの連ドラの主演。「あなたには渡さない」(テレビ朝日系)では、愛人に夫を取られた平凡な主婦が割烹料理屋の女将を演じる。愛人役の水野美紀(44)との四十路女のバトルも注目される。

 バラエティ、司会と来て、本業の女優……今年はまさに、木村佳乃の年と言ってもいいだろう。〆が紅白ならば尚のことだが……。

「可能性はありますよ。彼女はNHKへの貢献度も高い。そもそもドラマデビューがNHKの『元気をあげる〜救命救急医物語』(96年)でしたし、朝ドラは昨年(17年)の『ひよっこ』など4本、大河にも『真田丸』(16年)はじめ3本も出演しています。今年は『チコちゃん~』や『思い出のメロディ』、4月からは『所さん!大変ですよ』の新MCも務めています。司会ぶりは証明されましたし、彼女を紅白に呼べば、夫婦で出演となる可能性が高い。NHKも本気で検討し始めていると思いますよ」(芸能記者)

週刊新潮WEB取材班

2018年9月17日掲載

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