これが主食なら「短命」との衝撃データ! ヒトには使用されない「廃棄肉」商品 愛猫・愛犬が食べてはいけない「ペットフード」実名リスト

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愛猫・愛犬が食べてはいけない「ペットフード」実名リスト(5)

 ペットフードが日本で登場したのは、1960年代のことだという。それから半世紀余りでほとんどの犬猫が主食にするほどまで爆発的に普及したことになるが、果たして、その裏側は……。これまでの「添加物」に続き、今回と次回では「原材料」について検証する。

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 愛犬、愛猫にペットフードばかり与える飼い主にとっては、気になる研究結果がある。

 2001年に、東京農工大学の家畜衛生学研究室がまとめた「犬と猫における長寿に関わる要因の疫学的解析」。この中で、研究チームは15歳以上の「長寿」犬と、5〜9歳で死亡した「短命」犬の食事内容を調査、比較している。

 それによれば、短命犬において、ペットフード主食の犬の割合は7割だったのに対し、長寿犬においては5割。逆に、短命犬では、「手作り食」主食の犬の割合は3割に対し、長寿犬では5割となっている。つまり、「手作り食」主食の犬の方が「長寿」との関連が深いというワケだ。

 数字は省くが、一方の猫においても、やはり「ペットフード不利」を示す、有意な結果が得られた。そこで研究は大要、こう結論付けている。

〈一般的に栄養のバランスのとれたペットフードを与えている方が健康に良いように考えられるが、必ずしも(それは)明らかでなく、今回の結果から考えられる限りは、手作り調理の方が良いと思われる〉

 さらに、1994年には、先のチームの1人による調査で、「手作り食」のみで育てられた犬の平均寿命が9・6歳だったのに対し、ペットフードのみは6・3歳という、よりショッキングな研究結果も出ている。

 むろん、これらだけをもってペットフードが危険、というつもりはないが、やはり、その安全性についてはより慎重な見方を取らざるを得ない。

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