玉木宏の妻「木南晴夏」がかなり売れっ子の理由 ムロツヨシと交際の過去も

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ムロツヨシと交際していた「過去」

 30代とまだまだ若いが、しっかりとした下積みがある。苦労も重ねてきた。その味が視聴者には伝わるのだ。

 人気絶頂の玉木宏との結婚が発表された時、当然ながら「玉木ロス」が話題となった。しかし最終的には、相当に熱狂的な玉木ファンでも、「こんなにしっかりとした女優さんなら仕方ない」とバッシングが起きなかったという伝説がある。

 木南晴夏をよく知る関係者は「結婚の報にびっくりした人も多いでしょうけれど、なかなか魅力的な女性です」と明かす。

「2011年からテレビ東京で、毎週金曜深夜に『勇者ヨシヒコシリーズ』というテレビドラマが放映されていたんです。ゲームの『ドラゴンクエスト』を意識した内容で、実際にスクエア・エニックスの社名もクレジットされていました。主演は山田孝之(34)で、木南晴夏とムロツヨシ(42)も出演していたんです。そして、木南とムロの2人が交際していたというのは、関係者の中では、知る人ぞ知る、という話です。何しろ隠していなかったですからね。2人で手を繋いで観劇する姿とか、普通に目撃されていました」

 木南晴夏が玉木宏と結婚を発表した際、ムロツヨシも祝福のメッセージを送っている。「勇者ヨシヒコシリーズ」で共演したことを踏まえ、「ムラサキよ、私はこれから、お祝いの呪文を得るため、旅に出ます」、「こんど会うときには、その呪文をお前にかけてやろうぞ、うむ」とTwitterに投稿した。

 番組のファンから絶賛する声も多かったが、交際の事実を知ると、別の味わいも生まれる。別れても、木南とムロは良好な人間関係は続いていたのだろう。この辺りにも彼女の人柄が伺えそうだ。

「別れた理由までは知りませんが、ムロはモテますからね。その辺りが原因ではないかという声はありました。だから玉木宏さんと結婚したというニュースを聞いたとき、少なくとも私たちの回りではびっくりする者が圧倒的でしたね。ムロとは正反対の(笑)、正真正銘のいい男ですからね」(同・関係者)

 この関係者は木南について「不思議に周囲から大切に扱われる女性」だと言う。

「主役のオファーはないかもしれませんが、脇ではいい芝居をします。相手役を食うのではなく、引き立たせる。所属事務所はホリプロですが、そういう木南の実力をよく把握していて、とても大切に扱っていますよ」

 撮影現場でも、ぎらぎらしたところは皆無。自然体なところが、ある種の“ムードメーカー”になるというタイプだ。

「撮影現場ではいつも、のほほんとしていますね。常に穏やかで、スタッフに怒ったり、監督に食ってかかったりする場面は、少なくとも私は一度も見たことがありません。演技が始まっても、淡々と仕事をこなしているようにしか思えないんですが、しっかりと、なくてはならない存在感を出している。なかなか、こういうタイプの女優さんはいません。玉木さんも、そういうキャラクターに惹かれたのではないでしょうか」(同・関係者)

 周囲は「いよいよ子供が産まれると、玉木宏の妻、子供の母として、家庭に収まってしまうのではないか」と心配する声もあるという。良妻賢母が似合うタイプなのだ。

 しかし、先に触れたサンスポのインタビュー記事では、憧れの女優として当時68歳だったメリル・ストリープの名を挙げ、「60代でも、10代の少女が恋をしているかのように演じられるおちゃめな女優になれたら」と抱負を語っている。評価の高い“助演女優”のポジションを、そう簡単に手放すつもりはないはずだ。

週刊新潮WEB取材班

2018年9月9日掲載

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