使用目的は飼い主を満足させるだけ…「危ない合成着色料」 愛猫・愛犬が食べてはいけない「ペットフード」実名リスト

ライフ 週刊新潮 2018年8月9日号掲載

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愛猫・愛犬が食べてはいけない「ペットフード」実名リスト(1)

 今やペットは「愛玩動物」に留まらず、「家族の一員」。愛犬、愛猫の健康長寿を望まない飼い主はいないだろうが、では、それを支えるべき毎日の「食」の実態はいかがだろうか。スーパーやホームセンターで飛ぶように売れる「ペットフード」。その裏側を覗いてみると……。

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 はじめに、掲載の表を見ていただきたい。

 これは、危険性が指摘される「合成着色料」が添加された、大手ペットフード会社の商品一覧だ。

 愛犬、愛猫家であれば、見覚えのある商品を見て、驚く方も多いのではないだろうか。

 まさに、現代の日本は「お犬様」「お猫様」の時代。「ペットフード協会」の統計によれば、昨年の日本の犬猫の飼育頭数は、犬892万頭、猫953万頭の計1845万頭に上った。比較したいのは、現在の日本の15歳未満の人口・1553万人。つまり、今の日本では、中学生以下の子どもの数より、ペットの“人口”の方が多い。すなわち、子育てより「ペット育て」をしている人の方が多いというワケだ。

 ペット産業は今や1兆円規模。大枚をはたき、ヒトよりもペットに快適な思いをさせている向きも少なくないだろう。

 ところが、だ。

 愛すべき家族となった犬猫の、その健康の根本となる食事について、世の飼い主たちはどこまで知識を持っているのか。あるいは、心を砕いているのだろうか。

 多くは犬猫に市販のペットフードを与えているだろうが、驚くべきことに、日本でそれに法の網がかけられたのは、わずか10年前の2008年。この年、「ペットフード安全法」が成立、翌年に施行された。それ以前は、前出のペットフード協会の自主基準が存在しただけで、ペットフードの世界は法的には「野放し」だった。

 そして「法」の成立以後、ペットフードは何を買っても安心か、と問われれば、それは心もとないと言わざるをえない。実際にペットフードを検証してみると、あれにもこれにも首を捻らざるをえないモノが混じっているのである。

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