総裁選から逃げる「小泉進次郎」の胸算用 目指すは“河野モデル”?
猛暑である。しかし「冷夏」でもある――。自民党の岸田文雄政調会長が「撤退宣言」をし、9月に行われる同党の総裁選は、事実上、「安倍3選」で決まった感が漂う。盛り上がらず、冷めた夏の永田町。波乱を期待するとすれば……。あの男が腹をくくるしかない。
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「総裁選はどうするの?」
知人に尋ねられた「彼」はこう答えた。
「僕、インドですから」
政界随一の人気者である小泉進次郎筆頭副幹事長(37)が、どの総裁候補を支持するかは、「冷夏」における唯一の「熱源」となり得る。彼の動向に安倍官邸も気を揉んでいるが、
「小泉さんは8月5日から11日まで同僚議員とインドを訪問。総裁選を前に国外逃亡と報じられました」(自民党関係者)
実際、先に紹介した知人とのやり取りを見れば、彼が総裁選に関わりたがっていないことは明白であろう。一体、なぜ「逃げる」のか。
まずは、今回の総裁選における小泉氏の「立ち位置」について、大手メディアの政治部デスクが説明する。
「小泉さんは『モリカケ問題』などで現政権に批判的な言動を繰り返してきた。安倍さんではなく石破さん(茂・元地方創生相)を支持すると見るのが自然です」
事実、石破陣営の関係者もこう自信を覗かせる。
「石破さんが地方創生相だった時、小泉さんは地方創生担当の政務官。石破さんの考えをよく分かっていて、当然、『シンパシー』を感じてくれているはずです」
ならば、さっさと石破支持を表明すればいいものを、8月4日、地元神奈川県の夏祭りに来ていた小泉氏に総裁選について尋ねても、
「どうも、どうも」
と、煙に巻くばかり。
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