圧力問題「野田聖子」が漏らしちゃった“朝日が私を調べている…” 夢を壊した「夫」の素顔

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 野田聖子総務相(57)の“圧力問題”には、彼女の夫・文信氏(50)の関与も浮上する。通称“GACKTコイン”を運営する企画会社の人間を同席させた上で、金融庁の担当者に説明を求めたというこの問題。発端は7月19日付朝日新聞の報道だった。

“文信さんも企画会社に一枚噛んでいる”と明かすのは、さる金融業界関係者だ。

「現職大臣の夫という立場上、表向きは存在を伏せていますが、文信氏は企画会社に資金を投じ、仮想通貨を普及させようと目論んでいてね。当局に睨まれ、なかなか事業が軌道に乗らないことに業を煮やしたのか、あるパーティーで“ウチの嫁に話をして金融庁に行ってくる”なんて口にして、周囲に“そんなことしたら問題になる”と言われても耳を貸しませんでした」

 まさに今、文信氏が妻の政治生命を握る存在なのだが、そもそも野田氏が彼と出会ったのは2007年1月のことである。当時、自民党参院議員の鶴保庸介氏との事実婚を解消した直後の彼女は、知人の紹介で文信氏の経営する飲食店を訪れた。

 そこで意気投合した2人は交際を始めて、11年1月に野田氏が長男を出産したのを機に結婚したという。

 戸籍上は野田姓となった文信氏は、多忙な妻を支える“主夫”となり、野田氏も旦那が弁当を作る逸話などを披露している。

 そんな鴛鴦(おしどり)夫婦にスキャンダルが持ち上がったのは、昨年9月である。「週刊文春」が、文信氏のことを〈元暴力団員〉で〈前科2犯〉であると報じたのだ。

 さる警察関係者が匿名を条件に解説してくれた。

「京都で生まれた文信氏は、上京する以前、地元に拠点をおく指定暴力団・会津小鉄会の昌山組に所属していたんです。もう組は解散してしまいましたが、警察が90年代前半に暴力団を調査した際に作成した内部文書では、文信氏の名前が書かれています。府警の警察官が組事務所を訪れ、構成員であることを示す名札も確認しています」

 むろん野田氏と出会う前の話とはいえ、永田町の住人たちの間では、夫の黒い履歴書が、“いずれ野田氏のアキレス腱となるのでは”という声が絶えなかった。

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