妻殺害で「エリート銀行員」が母親と死体遺棄の衝撃――22年前にも酷似事件

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普通なら“自首”を勧めるケース

 息子が殺人を犯し、その遺体の“処理”に母親が協力する――きらぼし銀行の行員が妻を殺害した事件は、大きな衝撃を与えている。類例のない殺人事件だという印象を持った方も多いだろうが、実際のところはどうなのだろうか?

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 まずは、今回の「きらぼし銀行」行員の事件を簡単に触れておく。

 茨城県取手市の実家敷地に弥谷(やたに)麻衣子さん(30)の遺体を埋めたとして、千葉県警は7月18日、死体遺棄容疑できらぼし銀行に勤務する夫の弥谷鷹仁(たかひと)容疑者(36)と、その母親で会社役員の弥谷恵美容疑者(63)を逮捕した。...

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