ファンクラブ“沢尻会”もある「沢尻エリカ」の中国人気

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 松岡茉優が、広瀬アリスが、そして沢尻エリカが、上海で愛嬌をふりまいた。

 舞台はアジア圏最大規模の映画祭、上海国際映画祭(6月16日〜25日)。そこで公式上映された各作品の出演者たちである。

 松岡はそう、「万引き家族」が特別招待作となって、沢尻は主演の「猫は抱くもの」(公開中)がコンペティション部門に、広瀬は「食べる女」(今秋公開)がGALA部門に出品されたのを受けて、それぞれの上映日に合わせ舞台挨拶に立ったのだ。

 時期がW杯に重なり日本での報道は小さかったが、W杯に出ていない中国では上海をはじめ大盛り上がりを見せていた。

 3人の女優の中で一番人気は、沢尻エリカ。21日の上映日に登壇と予告されると、1200の席はたちまち完売。挨拶の前に会場のレッドカーペットを歩くと、待ち受けた100名を超すファンの歓声に包まれた。

 同行した配給元のプロデューサーはいう。

「広州から飛行機で5時間もかけて駆けつけた方もいたほど。2005年のテレビドラマ『1リットルの涙』が中国でも放映され人気に火がつき、今では9千人からの『沢尻会』なるファンクラブもあります。当初、沢尻さんは上海に来る予定はなかったのですが、映画祭事務局にファンからの要望が殺到し、事務局が懇願して今回の登壇となりました。会場は手作りの応援垂れ幕がかけられ、彼女の挨拶時にはオールスタンディング。ライブ会場のようでした。結構、女性のファンも多いんですよ」

 大迫の顰(ひそみ)に倣えば、エリカ半端ないって。実は広瀬アリスが挨拶した「食べる女」にも沢尻は“8人の女”の一人として出演している。

「中国映画からオファーがあったら、ぜひ出演したい。中国語を勉強したいです」

 と、ファンを沸かせたエリカ。7月からのドラマ「ハゲタカ」の出演も重なり、32歳にしてエンジン全開。

 ン、別に!?

週刊新潮 2018年7月5日号掲載

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